ファーのお取扱い
毛癖の直し方 毛を軽く濡らし毛並みを整えた後、陰干しで自然乾燥させればたいていの癖は取れます その際ダメージの原因となりますので、皮の部分まで濡らさないよう十分気を付けて下さい 臭いに注意 ファーは臭いを吸収しやすい性質を持っています 香水やヘアスプレーがファーに直接かかると、鞣しの際の薬品が化学変化を起こすこともありますし黄変などのシミの原因にもなります その他、タバコや防虫剤の臭いにも注意が必要です ほこりに注意 ファーはほこりが付きやすく、一回の着用でもかなりの量を吸い込んでいます そのまま放置しておくと毛抜けの原因になります 着用したら、軽く叩いてほこりを落としておきましょう 雨などで濡れた時 よく振って水を切った後、乾いたタオルで丁寧に拭き、ゆっくり陰干しで自然乾燥させましょう 万一、皮まで濡らしてしまった時はクリーニング店に早めに相談しましょう 大量の水分を吸った皮は、鞣しが戻って硬化したり破れる恐れがあります 火気厳禁 ファーは熱に非常に弱く注意が必要です 裏地にアイロンをかける場合、皮部分まで熱が加わると熱収縮を起こし、硬化・破れの要因となります ハンガーに吊るしても取れないシワはプロに任せましょう